定例会議は我々の道場だ。
毎週、我々は、仲間同士で稽古をつけてもらっている。
寒い日も、雨の日も、繰り返し繰り返しの反復練習だ。
定例会議を通して、我々は強くなっていく。柔らかくなっていく。
駆け引きを覚える。自己が確立していく。
自分は何かを探し求める。
定例会議を大きく捉えると、大きな収穫があり、小さく捉えると、
小さくしか返ってこない。
神聖なものと捉えると哲学性が宿る。
入会当初は数名しかいなかった定例会議が、年々10名、15名と増え、
いつの間にか60名、70名と集まりだした。
なぜこんなにもSPCに人が集まるのか !
全国で同じ時間に、何百名という会員が一同にセレモニーを始めるのだ!
SPCに霊的な、神聖なものを感じずにはいられなかった。
SPCには、理解できない神がかり的な何かがある !
その頃から、セレモニーに気持ちを込めるようになった。
セレモニーは禊(みそぎ)と同じだ。
相撲を取る前の“しこ”や“塩をまく”儀式と同じだ。
セレモニーは「身を清める」ため、「生まれ変わる」ため、
「前に進む」ための蘇生の儀式だ。

入会当初から、定例会議を休んだり、商品をよそから取ると何か
しらバチが当たるような気がした。
自分の中で、定例会議を損得を超えた神聖なものと位置付けをした。

まず席を温めることから!

どんな発言をしようか、なんて10年早いよ。
いまだに理事長になっても、でたこと勝負の繰り返しだ。
フィードバックをわざと受けるような発言をしてみるのもいい。
かえって本当の自分に出逢えるんじゃないかな。
定例会議の出席率は、我々にとって組織活性のための最も重要な数値だ。

定例会議は休んではならない!