全国の仲間の皆さんこんにちは。

早いもので2013 年も終わろうとしています。
皆さんにとってこの一年は、どんな年だったでしょうか?

僕にとっては、非常に充実したそして早い一年間でした。
理事長選挙に始まり、スローガン・基本方針の決定、そして27 代執行部の決定。
歴代をはじめ多くの皆様に応援、そしてご協力いただきありがとうございました。

 

4月からの執行部の活動はあっという間に過ぎていきました。
どんな成果があっただろうか、会員の皆さんは何を望んでいるのだろうか。
各副理事長とも8 か月が過ぎ、ギアも噛み合いスピードアップの時になってきました。
今期の一番の成果は、会員の皆さんが経営というものに真正面から向き合い始めたことです。
人として、経営者として組織人としてバランスが取れ始めてきたと感じています。
まだまだ、成果というかたちにはなっていませんが、スタートラインにつけたと思います。

過去によく「あり方」と「やり方」と言う言葉を聞きましたが、
僕にはこれを分けて使う意味が、よく判りませんでした。
両方があって普通のことで、片方だけではバランスが取れずに、
結局継続がうまくいかないのを26 年間の組織活動の中で嫌というほど見てきました。
そこに問題を感じないことにも歯がゆさを感じていました。
今期になり、少しづつですがバランスが取れ、経営者として、
組織人として成長してきていることを感じています。

抽象 具象 具体

最近は具体的な方法がほしいと、聞くことが多くなりましたが、
これもバランスがとれていないと身につくことができません。

抽象…「思考(哲学)」がしっかりと身についていないと、「具体」が捉えられないのです。

具象… 今この一瞬をどうとらえるかのアンテナがないと、「具体」が見えてこないのです。

僕は、毎年サクセスストーリーというものを書くのですが、
1年・3年・5年・10年後の自分はどうなっているべきなのかを、
120 項目に書き込み、それに対する行動計画も作ります。

「SPCの会員として」、「経営者として」、「家族の関わり」、そして「個人の成長」!!!
これがなくして「抽象ー未来」「具象ー過去」「具体ー現在」と、
とらえることが出来ません。
未来が見えるから、それに向かい情熱をもって行動でき、
過去に感謝する自分自身だから、現在のこの瞬瞬を精一杯生きていける。
ゴールを決めるから、行き方・方向・方法が見えてきます。

過去の経験があるから応援してくれる家族、支えてくれるスタッフ、お客様、
信頼できる仲間に感謝して、そのエネルギーが情熱となり、未来に向かうことになります。

「やり方」だけを教えてもらっても、何も変わらない人は「あり方」も足りないと思います。
人は個性がありますから、何が自分に合っているのか、得意なことは何なのかは違います。
ただ、今、それぞれがSPC に貢献できることは何なのか、問われていると思います。

かって、ケネディ大統領が「国が国民に何をしてくれるのか」ではなく、
「国民が国に何をできるのか」と言う演説をしたことは有名ですが、
今、SPC も
「自分が組織に何を与えることが出来るのか、
そして未来に向い、どのようなSPC の組織を自分たちで作り上げるのか」
会員一人一人が考えることが、必要ではないでしょうか。

一年を振り返り感謝とともに情熱を興し、ともに充実した人生を送れる2014 年を迎えましょう。