TOPIX
すべては、7 人の男たちから始まった。
1966 年5 月10 日、東京・神田で初期メンバーが誓い合ったのは「日本チャンピオン集団になる」ということ。技術がすべてだと言われる理容業界において、まずはコンクールで実績をつくることにしたのだ。その誓いどおり、彼らは数々のコンクールで優勝を獲得。創設理事長・横山義幸は、国際理美容協会主催の第一回弁論大会でも優勝。“文武の二道” を追求するSPCの名前は全国に広がり、SPC 理念に共感した理容室経営者を中心にメンバーが増えていった。
第1号店は、理美容経営の概念を一新するコンセプトでオープン!
1974年、東京・神楽坂にSPC美容室の第1号店がオープン。
組合制度の縛りがあった当時の理美容業界において、24時間営業や低価格帯設定など、新たな試みを革新的に行い、売上を伸ばした。「SPC加盟店=安い」というイメージが定着したのもこの頃からである。
“情熱を鼓舞する象徴” としてシンボルマークが誕生。
1997年、SPC のシンボルマークが完成。仲間たちが自然によりどころとしている「太陽」と、個々の胸の中に存在する慈愛を表現した「女性(=母胎=生命の源)」を合体して具現化した集大成である。
会員数100名を突破したきっかけは、ゲストハウスの落成。
1989年、会員数100名を突破。当時は空前のフランチャイズブームで、その道を選ぶ経営者も多かった中、SPC は伊豆にゲストハウスを作った。このことが会員たちのさらなる意志の統一につながり、団結力をより強固なものにし、組織はますます拡大していった。
人間力を磨き、“営業者” から“経営者” へ。
世の中の多様化によって、SPC が革新的に行ってきたことが理美容業界でもあたりまえになってきた。そこでSPC では、経営者の“人間力を磨く”ことに重きを置くようになる。結果的に、他店舗との差別化を図ることに成功。売上はもちろん会員数が全国で増大し、組織としてさらに大きく成長していった。