みなさん、 こんにちは!
先日無事、 会長本部長会議を執り行うことが出来ました。
改めて各地本部の皆さまと、29代のスタートを切れたことを実感しました。
みなさまの発言の中で、
「意識のレボリューション」 「ヒーローづくり」「ピッチャーづ くり」の
言葉がよく聞かれ、組織の 一 体化を感じました。
会議の中で、創設理事長が事務員である小黒女史の大学卒論にふれ、
大変共感をおぼえましたので、 以下ご紹介します。
「卒論抜粋SPC」 小黒玲子
筆者の現在の職場は、 主に理美容室のオーナーで構成されている団体である。
51年前に20〜30代だったメンバーが7人で始めた組織であり、 創設者をはじめ、 創設当時
から現在に至るまで所属している者は、 今も現役で活動している。
オーナー会員数約1200名を擁する組織として立場的な序列はあるが、
ここのオーナーたちは、年代を超えて自由に意見を交わすことを日常としている。
何歳になったからこれはできない、 ということを考えない。
着たいものを着て、食べたいものを食べ、どこへでも出かけ、言いたいことを言って、
やりたいことをやっている。
自己肯定感が強く、自分で自分の可能性をつぶすことをしない傾向が非常に高い。
ある意味、かなり迷惑な大人 (老人) 達とも言えるが、 彼らの生き方、
人生の哲学には、学ぶものが多くある。
理美容業は接客業であり、 スタッフの物理的な技術力と共に、
コミュ ニケーション能力、いわゆる人間力が必要である。
スタッフの能力を上げるためには、 オーナー自身の能力を上げることも欠かすことはできない。
オーナー達は定期的に必ず集まって会議をしている。
全国から幹部が集まる会議があり、地区ごとに所属会員が集まる会議もある。
今ならSkypeなど、通信を利用して実際に1か所に集まらなくても会議ができる方法もある。
時間の節約、交通費の節約になり、 無駄も省けるが、 ここではそのようなことはしない。
実際に顔を合わせ、言葉を交わし、互いのエネルギーを直接肌で感じることで、新しい発見や
意識の変化を起こそうとしている。 オーナー達は、 この組織での活動を通じて、
人と人とが本気で向き合うことを最も大事にしているのである。
会議中の激しい議論、 喧嘩は珍しいことではない。
それよりも驚くことは、そのような激しいやりとりの後でも彼らは共に食事に行き、
また会議の席に集まることである。 組織の中心に近いメンバーであればあるほど、その傾向は強い。
この根底にあるものは何か。
彼らは、 自己主張を引っ込めないのと同時に、互いに差異があることを認め合っている。
個性を個性として認め、多様性を受け入れながら、組織をかたち作っている。
間違った行為の否定はしても、 その人の存在そのものの否定は決してしない。
生命は自由な存在であるとするならば、人も本質は自由である。
この組織のオーナー達を見ていると、 自分を不自由にしているのは自分自身である、
ということに気づかされる。
以上
まさに、客観から見たSPCそのもであり、SPCの良さと、特徴を捉え、
再度組織の魅力を認識させられる素晴らしい内容でした。
今 一度、SPCGLOBALの魅力を自覚し、 多くの仲間を募ってまいりましょう。