全国の太陽と情熱の仲間の皆さん、こんにちは!
経済学という学問があります。
単なるお金儲けの学問でありません。
人と物とお金の性質、流れを学術的に分析した学問です。
物の値段はコストと価値で決まります。
カフェで冷水は無料ですが、凍らせて削ってシロップをかけると1000円になり、砂漠では冷水一杯が1万円かもしれません。
手間というコストや環境で価値が変われば、そこにつけられる値段が変わります。
また、籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草履を作る人。
籠に乗る客がいるからこそ担ぎ屋は仕事があり、担ぎ屋は草履を買います。
そして籠に乗っている客は実は草履屋の商人。
笑い話のようですが経済循環の例え話です。
人間、生きていれば経済活動抜きに生活することはできませんし、経営者ならば何より重要なことではありますが、風の時代と言われる昨今、
人々は断捨離をして物を減らしシンプルな生活を心掛けています。
コロナ禍になって、きっと多くの人が気づいたことだと思いますが、私たちの身の回りには余計な物、無駄な物が多すぎます。
「あったら便利」は「無くても平気」だとつくづく感じます。
私も含めて人間の欲望にはキリがありません。
もっと美味しい物を食べたい、もっと大きい家に住みたい、もっと便利な生活をしたい・・・決して悪い思考だとは思いません。
それらの欲望が向上心となり仕事へのモチベーションとなるからです。
でもそれだけ?と、改めて風の時代の今、考えます。
皆さんもご存知のSPC GLOBAL理念
「太陽と情熱の仲間は、職業の利益追求以前に、人間形成と仲間作りに汗を流すことを使命とし、それをSPCの生命の研鑽という」
ここには、利益や経済活動以前に、意識、精神の成長の大切さがかかげられています。
目に見える物資的な思考だけではなく、見えないけれど、私たちを豊かにしてくれる「自分の意識のありようや行動」が、
これからの新しい時代には、ますます必要になるのではないでしょうか。
私自身もシンプルな生活と、勝ち負け、損得、好き嫌い、合う・合わないを超えた「明るさと言う絶妙」と共に、
この風の時代を「常識を超えた超常識」で探究して参りたいと思います。