SPC会員の皆さん、こんにちは。
SPCの理事長という重責を務めさせて頂き、様々な方とお会いする機会が増えました。
コロナ禍ということがかえって幸いとなり、大人数の会議や懇親会ではなく、
少人数での寄り合いで、皆さんとより親密に語り合うことができます。
太陽と情熱の仲間たちは、会議等の大人数で接すると、変な奴!イヤな奴!と感じる事もありますが、じっくりと話をすると、皆さんキチンとした考えを持ちながら、自社運営や組織活動をされている事を感じます。
「野鳥」と「籠の鳥」の例えで言えば、野鳥は自由ですが、食べものがない日もあれば外敵に襲われる日もあります。
籠の鳥には自由がないけれど、食べ物がないとか敵に襲われることはありません。
SPCの仲間は、野鳥だなぁ!と感じるとともに、SPCと言う大きな籠で助け合っている、とも感じます。
それぞれが自由でいて、それでいてSPCという籠の中で守られている。
しかも、籠と言っても、いつも扉が開いている出入り自由の籠かもしれませんね。
私はこのSPCと言う大きな籠をもっと大きくしたい!そしてこの大きな籠の中を自由に羽ばたける環境を整えたい!と考えます。
そうしなければ永続しないと思うからです。
自由は混乱を招きます。ならば、不自由だが規制に守られている方が楽、と考える方もいるかもしれません。
SPCに規約は有りますが、規制は少ない方が良いと思います。
正論の正しさより皆さんの受け入れやすい明るさ!常識ではなく「超常識」です。
非常識では有りません。
そう考えるとやはり憲章、理念、基本軌道の必守、にたどり着きます。
吉田松陰の言葉に、「思想を維持する精神は、狂気でなければならない」とあります。
横山義幸創設理事長を思い浮かべます。
組織外の方からSPCを観ると、ちょっと変わっていて違和感があると思う方もいらっしゃるようです。
それこそ「思想を維持する精神を持つ狂気の集団」だからでしょうか!?
そしてSPCの過去の歴史を見つめると「大事をまとめる際は、強い大きな汚れ役がいる。」
と感じ、その時代時代で、汚れ役を引き受けてくれた先輩方に感謝です。
私達現役世代、そしてこれからの世代は、大きな問題が起こった際に、
「強い大き「な汚れ役」になる覚悟があるか?と自身に問うこの頃です。
孫正義の言葉に「いざと言う時に、会社と社員さんの為に命を捨てられる人以外は社長になってはいけない」とあります。
皆様は如何でしょうか?
「私が起こした会社だ!」「先代からこの会社を引き継いだ!」
この思いを持った人のリレーでしか、会社(組織)は維持出来ません。
狂気、汚れ役など強い言葉で表現しましたが、組織成長のカギを握るのは、清濁併せて全部呑みこむ「超常識」なのです。
共に楽しみながら進んでいきましょう。