第31代剛一理事長時代に『直前』という役職の在り方を深めることを目的として、任意ではありながら、【直前友の会】が発足されました。
第1回目は北海道札幌、第2回目は九州福岡、第3回目は東北仙台で【直前友の会】が開催され、先日行われた第4回目は四国香川で開催されました。
現第32代では【直前友の会】を執行部内に据え、現在三澤副理事長のもと、松島PJが担当していただいています。
先日行われた4回目においては、約半数の直前会長しか集まらなかったのですが、四国統括直前会長の磯野室員と現会長の吉市会長、そして、1月15日に行われた統括会長選挙にて見事当選された久保山会長予定者の3名をはじめとする四国メンバーが我々を手厚く出迎えていただき、とても良いひと時を過ごさせていただきました。
その際、四国統括の柱である、直前会長(磯野)、会長(吉市)、会長予定者(久保山)、そして担当(松島)も加わり、四国統括の未来について語り合う時間を多くとることができました。
自分は理事長になって約1年が経過しますが、このように統括組織の要である4名と同時に話す機会は初めてで、とても新鮮だったのと同時に、直接思いを伝えることができ今までにない意思疎通の円滑さを感じました。
SPC的組織づくりの強みは、過去(直前)・現在(現会長)・未来(予定者)をしっかりとつなぎ、客観性(担当)の意見も取り入れて、縦横のバランスを整えながら行く先を決める形があることです。
過去を知る室員や先輩たちに引きずられすぎた組織運営もバランスが悪いし、未来に対して革新的過ぎて誰もついていかない組織もバランスが悪い気がします。
時の会長が示す方向に対して、直前会長は現会長を応援するのは勿論、室員や年配会員に理解を示し、会長の掲げる方向性に向けていくことも重要な仕事です。
また、予定者に関しては、やりたいことをやるという未来への変革も必要ですが、しっかりと現会長の想いを受け継ぐ作業も必要です。また、担当はその組織の風土と文化ではない角度で、組織の在り方を示していく重要な役割です。
長い間、組織を右肩上がりに反映させることは容易ではありません。我々、経営者はそのことを十分理解しているはずです。会社組織を永続的に発展させるにはリーダーを育てる仕組み、支える仕組み、生み出す仕組みが必要です。過去・現在・未来を繋ぎ合わせ組織を継続するヒントをSPCで見つけることができます。
これからも、自己自社組織を串刺しにして、楽しく、元気に、学び深い組織活動をしていきましょう。

第32代理事長 高橋 潔

SPC GLOBAL 第32代理事長
高橋 潔