一般社団法人資質表現教育協会の副代表である田口ヤス子先生の繋がりで、SPC GLOBALが下村代議士主催の教育立国推進協議会に参加して3年目に突入しました。何度かこの記事でも登場している教育立国推進協議会ですが、『教育から日本を変える!』を合言葉に、毎回議題を変えて、様々な講師がプレゼン資料を携え、約90分の講義を開きます。日本の現状を把握し、他国のエビデンスなどと比較しながら、まさに日本の教育に関する最先端の課題をテーマに政府や行政に対して【提言】をするという形で成り立っています。

その課題の中に、ほぼ毎回登場してくる言葉が『自己肯定感・自己有用感』という言葉です。簡単に言えば、『自己肯定感』とは自分を肯定的に捉え、自分を認め、自分の価値を評価できる事です。『自己有用感』は自分が他人の役に立っているとか、他人から褒めてもらうなど他人から自分の評価を得られる事です。この2つの言葉が講義の中で良く登場します。

先日の内容は『不登校・引きこもりの現状と対策』というテーマでしたが、研究者の調べによると、不登校や引きこもりの原因は様々ありますが一番は『自己肯定感・自己有用感の喪失』であり、逆に『自己肯定感・自己有用感を取り戻すこと事ができれば再登校が可能になる』と言う事でした。では、どのような具体策を取るかというと、一つ目は『デジタル環境を制限し、規則正しい生活を可能にすること』で、二つ目は『身近な親子・家庭環境を整えること』だそうです。つまり、いい習慣を身に付け、家族と良好なコミュニケーションを図ることが大事だと言っていました。このことを鑑みると、今の時代の子供たちは、デジタル環境に対して自己制御するのが苦手であり、家族と良好なコミュニケーションを取るのが苦手なようです。

このような背景から、私たちが現代の子供たちやスタッフ達に『自己肯定感・自己有用感』を身に着けさせるには、どのような教育が必要なのか?を考えさせられます。
我々SPC会員は経営者として、社会のリーダーとして、学校では教えてこなかった事を社会に出た子供たちやスタッフに伝えていく義務があると感じています。理美容ビューティーという職業を通じて、その課題を解決する為に、まずは我々自身が『自己肯定感・自己有用感』を身に付け、『他己肯定感、他己有用感』にたどり着き、現代社会の日本に必要とされる教育や考え方を職業通じて未来に伝えていくことが必要だと考えます。
 
全てのスタッフが『自己肯定感・自己有用感』を喪失しているわけではありませんが、明らかに学校教育では教えていないことをスタッフに教育しなければならないという現実が目の前に現れます。
SPCでは正にそのようなことを学ぶ機会が多数存在しています。我々はそのような環境を生かし、未来の日本を支える人財を作る気概で、子供たちやスタッフを育て、自社繁栄につなげていきたいものです。

SPC GLOBAL 第32代理事長
高橋 潔