SPC GLOBALは2年後に60周年記念式典を迎えます。
先日、加藤次世代構造改革委員会委員長と共に、準備委員会を作るにあたり会議をしていたのですが、その中で、どのようなメンバーで準備委員会を作ろうか?という話しになりました。 歴代理事長の皆さんの承認を得て、自分が実行委員長を拝命したのですが、自分以下の実行委員を今後どのようなメンバーで構成するか?を考えた結果、40歳以下のメンバーで作り上げることができたら良いのではないか?という案が出ました。
しかしながら、果たして、現在SPCには40歳以下の会員が何人いるのか・・・ これから調査が必要です。
先日行われた全国執行部&会長会議に約40名参加していたのですが、ふと気づくと、その中で一番若いのが45歳の会員で、次いで46歳、47歳、そして自分の48歳という感じでした。
圧倒的に若返りが必要なSPCを象徴する結果でした。 それでも、以前よりも若いメンバーで構成されている執行部なのですが、30歳代はいません。 以前は40歳までの部で青年部がありましたが、昨今の平均年齢上昇により、青年部が無くなりました。 当時よりも圧倒的に40歳以下が少ない現状ではありますが、改めて、若手育成の課題を感じ、世代間での出会いと学びの場に対する機会の提供を深く考えます。
また、日本の政治と同じですが、選挙権が18歳まで下がったのに対し、被選挙権の年齢は市議会議員でも25歳と変わっておらず、実質、20歳代どころか、平均年齢65歳くらいの議会がほとんどで、日本の政治の若返りがなされていません。SPCの本部も同じです。 執行メンバーが若返らない限り、実質的な若返りは不可能というのが、本筋論だと思っております。(だからと言って、今のSPCが悪いとか、古いとか、平均年齢が上がっているから悪いと言っているわけではありません…)
今後、意識していく必要があるのは、若手の熱狂!歓喜!です。 ベテラン会員から見れば、力不足や経験不足、甘ったれなところもある若手会員ですが、そこも踏まえて若手を起用していく組織の意志が必要です。 それもまた、ベテラン会員の学びになることでしょう。 彼らが自分の意見を自由に述べ、試行錯誤し、失敗を恐れず挑戦できる場を提供することが重要ですし、失敗から学び、成長する過程で、真の歓喜と達成感を味わうことも大切です。
若手とのコミュニケーションを密にし、彼らの声に耳を傾ける姿勢が求められます。 60周年に向けて、益々進化が必要となるSPC!若手の熱狂!歓喜!を実現し、さらなる会員活性化につなげていきたいと思います。
SPC GLOBAL 第32代理事長
高橋 潔