全国の仲間の皆さん、こんにちは。
今年は異常気象に見舞われ、各地において集中豪雨・竜巻・水不足等、
天災が起きました。
心よりお見舞い申し上げます。

さて、今回からはサブスローガンの「強く 豊かで 充実」について書かせて頂きます。
また、前回と多くの点で重複するかもしれませんが、ご容赦ください。


「強く」とは、どんなイメージがありますか。
人であれば、自分の意志を持ち、肉体的には筋肉隆々、
どんなことにもへこたれない 等々。
会社であれば、売り上げが順調で利益をだし、スタッフの人間力が向上している、
店舗が増えている等々。
組織であれば、仲間が増え、イキイキ、ワクワク、
人間力が上がり自己覚醒している等々。
いろいろな、とらえ方があると思います。

では、SPCの「強く」とはどんなことなのでしょうか?
48 年前にSPCが出来た時、7人の侍と呼ばれた先輩たちは理容業から美容業に変革をし、
個人店の営業の枠だった業界を「多店舗展開」という業態に変え、
そしてそれに共鳴した全国の皆さんが、
当時の理美容業界と戦いながら業界の革新を起こしていきました。

自己否定をし(過去のやり方・業界の在り方に対して)、己の信念を持ち(自己肯定)、
業界のため、自己のため、スタッフ、お客様のために、どんどんチャレンジしていった時間帯です。
しかし48 年後の私たちは、今の環境が当たり前。あるのが普通。
誰かが、何かをしてくれる。
SPCという組織にいれば安心できる。
そんな甘えが、どこかにないでしょうか。

各地を回り、仲間とふれあい、時を過ごし、
酒を飲みながら語り合う…みなさん素晴らしい仲間です。
SPCが、大好きでたまりません。
だからこそ、今48 年前に7 人の侍が描いた
「業界活性化」「業態開発」「ど真剣の定例会議」「営業会議」に取り組まなければなりません。
各地において、営業会議が行われるようにはなったと聞いていますが、
適切なフィードバックが出来る人が少ないようです。
残念なことです。
遠慮からなのか。それとも、本当に解らないのか!!! 恐ろしいことです。
適切なフィードバックとは、
相手の心が揺さぶられるような「伝わる言葉」で伝えられるということです。
それは、本気で生き、様々な経験を経てきたからこそ伝えられる言葉です。

営業会議で自分(数字)をさらけ出し、現実をつきつけられ、向き合うことは、
恐ろしいことでもあるでしょう。
しかし、現状を認めて向き合わなければ、経営も組織も、決して強くはなれません。
今しっかりと自分・家族・会社・組織と向き合い、自己開示し、
変革していくことが「 強 く 」ということです。
それこそが、三象三しん哲学の習得です。

強くなければ、人にも世界にも地球にも、優しくなれないでしょう。
個人も、家族も、会社も、そしてSPC組織も強くなりましょう。