この防災環境セミナーは、昨年の栗原市に続いて2回目の開催。
講師:山形市赤十字社 救急救命士/鈴木恵太氏
NPOエスピーシーネットワーク理事/平野勝洋氏
参加者:SPC会員 8人 一般参加 7人

第一部では、救急救命士によるAED講習を行いました。
心肺蘇生法(CPR)やAEDの使用方法、気道異物除去などを、実際に体を動かしながら体験させていただきました。
初めて心肺蘇生法やAEDの機械触れたという方も多く、『実際の場面での大変さを、肌で感じとれました』
『もしもの時に役立てたい』といった声が多く寄せられました。
“いざ″という時に、いったい何をしたら良いのか、講座を受けて、本当に考えさせられました。無駄のない手順と行動の意味を理解する事で、“命を守るための行動者になる”という意識づけができたと感じました。

続く第二部では、当法人の平野勝洋氏にご登壇いただき、「被災地からの復興」
有用微生物群EM菌を活用した環境改善方法~」というテーマで、講話をいただきました。
東日本大震災の被災地でのEM菌活用事例や、現在の環境再生のための地域活動などを通じ、
“人と自然が共に生きる社会”をどう実現していくかという貴重なお話をとてもわかりやすくお伝えいただきました。
初めて有用微生物群EMを知る方々もおり、有害物質を分解していく過程を、大変興味深く学ぶ事が出来ました。

今回のセミナーを通じて、
参加者一人ひとりが“自分にできる事を考えるきっかけとなり、助け合いの大切さを知る機会となりました。
今後もこの活動を継続し、地域の皆さまと共に、防災と環境の両面から、安心出来るまちづくりに貢献していきたいと思います。