鳥取県鳥取市の有限会社ハピュアの浜本誠也代表は、美容室経営のかたわら、着物リメイク商品での海外進出を計画しています。

2020年2月の渡米で追い風を感じていた矢先にコロナウィルスの世界的な拡大で、輸出もままならない事態に陥りました。

そこで、次の手立てとして進めたのが学生とのコラボレーションです。
昨年2020年8月から12月にかけて、地元・鳥取の城北高校と武蔵野美術大学との学生プロジェクトを開催しました。

学生たちのアイデアは潤沢。耐久性や実用性にとらわれることなく、ユニークな提案が多数提出されました。

有志の高校生がデザイン制作から販売まで主体的に行い、ロイヤリティも支払われる仕組み。
私たち大人は、モノづくりには材料費・仕立て代・税金・送料がかかることや実用性の視点などを示します。

12アイテムのデッサンを公開投票して予算の見合うアイデアを商品化し、道の駅等で販売しました。
2021年11月には、台湾で開催されるアニメ・アーティストの祭典に出展が決まっています。

学生プロジェクトも拡大し、地元の3-4校が参加して5月から活動が始まります。
高校ごとのチームがオンライン会議でアイデアを出し合い、コミュニケーションをとりながら自主企画として動かしていく予定です。

<取材協力>
有限会社ハピュア:Hair space Suger/着物リメイク和縁(鳥取県鳥取市)
https://suger123.com/

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