河野隆さんは、北海道札幌市・旭川市と東京銀座の３か所で「小顔Bolty22」というサロンを経営。
自身を苦しみから救ってくれたカイロプラクティックの技術を基に「河野式小顔輪郭矯正」という独自の施術を開発し、美と健康を求める人々に提供しています。
河野さんが旭川にカイロプラクティックのサロンを開いたのは1999年。
その1年ほど前から出張施術を副業として始め、お客様が増えて本業に踏み切りました。
河野さんは4人兄弟の一番下。父は事故が原因の身体障がい者、持病のある母は寝たきりで、家は貧しく、兄たちは中学を卒業すると就職して家を離れたため、河野さんは小学校に上がる前から、食事の支度、洗濯、買い物、家計費の管理など家事全般を担っていました。しかし、自身も病弱で、10歳になるまでに４回も肺炎を患うなど、健康の大切さは子どもの頃から身にしみていたと言います。
18歳で就職しますが、仕事から帰宅すると倒れ込むように寝てしまう状況が３か月ほど続き、寝ていても心臓が突き刺されるように痛むので、病院を受診。異常はないと診断されて、結局５つの病院を転々とし、最後の病院で撮ったレントゲンで側湾症と判明しました。背骨がかなり曲がっているために心臓を圧迫しているのだろうという診断でした。
母がかかっていた整体の先生に調整してもらったところ驚くほど楽になったのが、のちにカイロプラクティックを学ぶ原体験になりました。
業界でも大御所の腕のいい整体師に出会えたのは幸運だったと河野さんは言います。
＜取材協力＞
小顔22Bolty（北海道札幌市中央区）
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@boltyjapankouno（河野）
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