神奈川、東京、岩手、静岡で美容室24店舗、まつエクサロン12店舗を経営するのは、株式会社M.O.E・美容室「flammeum」の代表取締役・望月真也さん。しかも、この数字は取材を依頼した時点のもので、7月には、さらに仙台と静岡に出店、うまく話が進めば7月末には東京にも出店で3店舗増えるという快進撃を続けています。これに伴い、社員も300名を超えます。まさに美容業界をリードする一人です。
しかし、初めから資本があったり、特別な環境にあったわけではありません。
静岡出身の望月さんは、美容師だった母親からは「あなたは美容師に向いていない」と言われていました。
それでも美容師の仕事には興味があり、高校卒業後、とりあえず横浜へ出て、美容室でアルバイトをしながら、通信教育で美容師資格を取得しました。
「今思えば、母親が美容師に向かないと言っていたのも道理で、学生時代はバイトも長く続かない、習い事も嫌イヤ行く、勉強しないというタイプで、美容師に必要な忍耐力がなかった」と望月さんは言います。
資格取得後は美容室を変え、大手チェーン、個人店、有名サロンをわたり歩きました。
ただ、こうしたらお客さんに喜ばれるのに、こうしたらスタッフも働きやすいのにという不満は常に持っていたそうで、その経験を反面教師として、今があると言います。
開業資金準備のために業務委託サロンでも働き、2014年、33歳で独立、神奈川県平塚市に美容室「flammeum」をオープンしました。(続く)
<取材協力>
株式会社M.O.E/flammeum
http://moe-hairmake.com/
<お知らせ>
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