塩入一樹さんは、長野県東御市で「hair & make Sawa東御店」とエステサロン「to unfurl」を展開するオーナー美容師。
9年前(2012年)に、Sawaグループのフレンドリーチェーンとして独立、エステサロンは昨年(2020年)10月にオープンしました。

エステサロンを担当しているのは妻の恵子さん。
もともとは、50坪に9席の美容室を効率よく稼働し、売上を上げる施策を考えていた塩入さんが、韓国伝統の美容技術コルギに関心を持ったことが始まりでした。
お客様が座ったままできて、設備投資も不要な美容技術。美容師資格のない人でも、技術を取得すれば美容室で働けるという点にも着目しました。
美容師はカット、パーマ、カラーに集中し、美容師以外のスタッフがコルギを行うことで、売上を上げられると考えたのです。

若い頃、看護師をしていた恵子さんは、結婚、出産、専業主婦を経て、家庭の外に目が向き始めていた時期。塩入さんは恵子さんにコルギの受講を勧めました。

2016年にコルギを導入。
同じタイミングで、内装をリニューアルして、ネイルとフェイシャルと脱毛ができるサロンスペースを造り、別会社にスペース貸しもスタート。賃料をとっています。

コルギは骨と筋肉に圧力をかけて血流やリンパの流れを促進することで、小顔や美脚、すっきり二の腕などに整える技術です。
お客様にコルギが定着し、本格的な小顔施術などの要望が出てきたこともあって、2020年10月、美容室から車で2-3分のところにエステサロンを独立させました。

エステサロンは今のところ、恵子さんが一人で運営し、多い月で80万円ほどの売上に。
男性客もOKのエステサロンですが、男性客は美容室利用中に施術を受けたい人が多いので、そんな時はサロンから美容室に出張しているとのことです。
恵子さんは、コルギの講師としても活躍しています。

<取材協力>
hair & make Sawa 東御店(長野県東御市)
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