生まれ育った福岡県福岡市でReglus hair design平尾店／西新店／パセオ野間大池店の3店舗を展開しているのは尾崎正信さん。最多で7店舗を展開していた実家は弟が承継、自身は2008年に独立し、地域一番店を目指しています。
尾崎さんの両親は床屋から美容室へと業態変更して、最多で7店舗を経営するまでに事業を拡大。尾崎さんは、組織を率いる父親の姿に憧れて、高校を卒業すると大阪の美容室に見習いで入社し、通信で美容師資格を取得、7年の修業を経て、故郷に戻りました。
多店舗展開する父親の組織に属して、自己資金で新店舗を立ち上げたのでした。ところが、経営経験が豊富な父親と、自分なりに新しいチャレンジをしたい尾崎さんは、ぶつかるばかりだったとのこと。2、3年一緒に働いた後、自身の店舗移転のタイミングで完全に独立することにしました。
父親の経営方針は低価格系だったのに対して、尾崎さんは、以前からやりたいと考えていた中価格から高価格の店を新規オープン。
しかし、スタッフの出入りが激しく、30坪、スタッフ10人規模の店に、夫婦とアシスタント1名の3人しかいないという事態にまで陥り、資金も尽きかけました。
こうして、美容師としての技術はあっても、経営には不案内であったことを自覚。人材確保と売上UPを目指して経営の勉強を始めました。
独立後、父親との関係はとても良いものになり、最終的には、尾崎さんの独立に前後して実家に入社した弟への事業承継など、父親から相談されるまでになったそう。
その後、実家の美容グループは弟が承継し、6店舗の規模を保っています。
＜取材協力＞
株式会社Reglus
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