尾崎正信さんは、福岡県福岡市でReglus hair design平尾店/西新店/パセオ野間大池店の3店舗を展開。父親の経営する美容グループを離れ、独自に株式会社Reglusを立ち上げて今年で13年目に入ります。

尾崎さんにとって、立ち上げ当初の1-2年、1店舗目の経営を軌道に乗せることが最も大変だったそう。
そこで課題になったのが、スタッフの定着でした。

「当時はスーパーブラック企業だった」と尾崎さん。
給与や社会保険等の福利厚生の見直しを進めることで、人が残るようになっていきました。
すると比例して売上も上がり、利益も残っていきます。苦戦していた求人にも応募がかかるようになりました。

当初は中途採用もしていましたが、あまり続かない印象があったことから、2店舗目を出店した頃から新卒を中心に採用。毎年3-4人を採用して、定着率も安定しています。
しかし、ここ2年はコロナの影響もあってか、辞める人が出ていたそう。

独立から5年後の2013年に2店舗目を、スタッフ6人で出店、さらに5年後の2018年には3店舗目を出店と順調に事業拡大を進め、スタッフは全体で20人ほどになっています。

独立当初の課題はスタッフの定着でしたが、今もスタッフにとって働きがいがある職場にするためにブラッシュアップを重ねているとのこと。
スタッフのキャリアプランを作成し、年間計画を立案、アンケートを実施して、スタッフがやりたいことを店舗の方針と摺り合わせながら、実施。
スタッフの待遇を良くしていくために、売上UPを見据えて客単価UPの施策にも取り組んでいるそうです。

<取材協力>
株式会社Reglus
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