福岡県福岡市でReglus hair design平尾店/西新店/パセオ野間大池店の3店舗を展開しているのは尾崎正信さん。美容グループを展開している実家から独立して13年目。独自に経営を学び、初めこそ苦戦したものの、順調に店舗展開を進めています。
店舗展開と同時に取り組んでいるのが、客単価UPです。
スタッフの待遇を良くしていくためには、客単価UPによる売上UPを図る必要があると、尾崎さんは言います。
セットメニューで1万円を超えるサービスを作って、少しずつ浸透している段階です。
Instagramを活用した情報発信、数年前から始めているオリジナルアプリでの会員登録、カルテ・予約・売上などを一元管理できる顧客情報管理システムを活用し、ホットペッパービューティへの広告出稿などは最小限に抑えながら広報活動を展開しています。
具体的には、各店舗で1人ずつIT集客担当のスタッフを決め、毎月、定例のミーティングを開催。顧客情報管理システムで解析できる顧客の動きや売上に、店頭での体感も考慮して、スタッフとアイデアを出し合います。
そして、若者にはデザインカラーをSNSやアプリで発信、年配には髪質改善メニューなどを葉書でご案内といった工夫を重ねているのです。
アプリ開発など必要なところには専門家を入れながら、自分たちでできることは自分たちで行うというのが基本姿勢。
Instagramなどは興味を持っている若いスタッフが主体的に投稿し、フォロワーが増えたり、新規顧客が集客できることを喜びあっています。
現在、本店は店長とマネージャーに任せ、尾崎さん自身は、2店舗目に月に2回ほど立つだけになっているとのこと。ゆくゆくは完全に現場から退き、経営に専念することで、さらなる飛躍を目指したいと考えているそうです。
<取材協力>
株式会社Reglus
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