石橋昌子さんは、京都市伏見区で美容サロン「PLUS(プルス)本店」「PLUS六地蔵店」「LUCIDE STYLE PLUS」を精力的に展開しています。夫の両親が営んできた理容室を基盤に、株式会社PLUSを設立、昌子さんが事業展開を担っています。

子どもの頃から兄の後を追いかけてきた昌子さんは、結婚後も月に1回、愛知県で兄が開催している勉強会に、夫とともに参加しています。
兄は早い時期から理美容経営者のための勉強会SPC GLOBALに参加して、経営について学び、昌子さん夫婦にも、さまざまな知識を伝えていました。

昌子さんは、兄の話を聞くことで、店をもっと流行らせたいと思うようになり、女性客向けにチラシを配布するなど、事業展開に乗り出していったのです。
夫は、専門学校で理容・美容の両方を学び、美容師の資格も取得していたので、理容から美容へと業態を広げる下地はありました。

 

結婚5年目に夫が両親の事業を承継。
昌子さんは、自宅兼理容室に隣接する土地を買収して美容室をオープンする計画を立てました。家族経営しか考えていなかった義父母とはぶつかることも多々あったそうですが、最終的には義父が保証人になり、2006年に美容室をオープンすることができました。
3人目の子どもが生まれた直後だったそうです。

そして2010年に法人化。
事業拡大・事業計画、法人化など、経営は昌子さんが一手に担っているので、代表権を自身が持つか、夫が持つか、悩むこともあるそうですが、今のところ代表者は夫。
「ひとりではない、夫がいてくれることが支えになっているのも事実」と昌子さんは言います。

2011年には、自宅兼理容室を建て替え、美容室をリフォームする形で合体。
美容室と理容室を行き来できるようにしました。
義父母は理容室で、今ものんびり仕事をしているとのことです。

2012年には、2店舗目となる美容室をオープンし、スタッフ10人体制になりました。

そして、2014年、理美容経営者のための勉強会SPC GLOBALの関西・京都本部に参加したとのこと。兄を通じてSPC GLOBALの知識は学んできたものの、このときまで、その活動の実態は知らないままだったとか。地元支部から誘いを受けて入会を決めました。

<取材協力>
株式会社PLUS(京都市伏見区)
http://hairsalon-plus.com/

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