▶︎小野崎敏夫さん談話 vol.01/03

千葉県千葉市で、艶髪専門店Dejave hair西千葉店(本店)とLUCIDO STYLE GLOBAL.D稲毛店を展開し、今年(2022年)9月には、ビューティコンシェルジュによる診断に特化したサロンをオープンしたのが、有限会社コモン・ディーの代表取締役社長・小野崎敏夫さん。独立を決断した際の「ないものは自分の手で創ればいい」という精神で道を拓いてきました。

小野崎さんは、ファッションが好きだったことから高校時代に通信で学び、卒業と同時に美容師に。最初はコンテスト等に力を入れている個人店で修業し、スタイリストデビューしました。この間に結婚もして、オーナーに仲人を依頼するほどよい関係を築いていましたが、活躍の場が得られず、大手の大箱サロンに転職しました。

そこでは、存分に腕を奮い、指名売上で全国1位になったこともあったそう。
充実した日々の中で、子どもにも恵まれました。ただ、出産当日も予約がびっしりと入っていて、立ち会うなど考えられない状況。お客様をカットしている最中に、スタッフから「無事に生まれました」と聞くだけでした。それが当たり前だと思っていたのです。

やりがいも感じていましたが、「これで良いのか、家族との大切な時間もとりたい。収入も増やしたい」と考えるようになっていた時期に、最初に修業したサロンのオーナーから1店舗を居抜きで購入しないかと声がかかり、「ないものは自分の手で創ればいい」と独立を決意しました。

1000万円弱を借り入れ、35坪にセット面7席、シャンプー台3台で改装。夫婦と、お客様として知り合ったスタイリスト、かつてアシスタントとして面倒をみていた妻の知り合いの4人でスタートしました。

しかしビルの3階という立地で集客に苦戦。ホットペッパーもない時代で、新聞の折込チラシや地域の情報誌に広告を掲載する費用が痛かったことを覚えているそうです。

小野崎さんには、前職のときの指名客がついてきて、紹介も得られましたが、スタイリストにはチャンスを与えられず、3-4か月で退職。人を育てても、チャンスを与えられないことが課題となっていました。

そんな状況の中、オープンから1年半で、ビル1階のコンビニエンスストアが閉店になることを知ると、小野崎さんは、ビル内での移転を決行。周囲からは大反対されましたが、路面店に移ったことで、スタッフの応募があり、集客にも成功、ちょうど紙媒体で始まったホットペッパーにも後押しされたそうです。

<取材協力>
有限会社コモン•ディー(千葉県千葉市)
https://dejave.com/

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