▶︎海野乃利至(うんののりゆき)さん談話 vol.01/03

群馬県高崎市でヘアサロンLeaをはじめ業務委託サロン3店舗を経営しているのが、株式会社コスモポリタンの海野乃利至さん。専務取締役として美容部門を統括しています。実家の美容室を承継し、さまざまな経験を積むなかで、M&Aを決断。美容室経営の新たな可能性を見出しました。

海野さんはSPC GLOBAL会員の2代目経営者。10代の頃の海野さんは美容に興味がなく、次男だったこともあって、実家は兄が継ぐものと思っていたそうです。
ところが、海野さんが18歳のときに兄が急性白血病となったことで、家業を手伝うことになりました。そうなっても、美容師が嫌で嫌でたまらず、家出をして友達のところへ転がり込み、1ヶ月も過ぎると帰るに帰れないというようなことを繰り返していました。さぼること、辞めることしか考えていなかったそうです。

海野さんが21歳のときに兄が死去。兄から「美容室を継いで、思うように変えていけ」と託されました。

そこから成功しているSPC GLOBALの経営者のもとで経営者としての勉強が始まりました。当時、実家の美容室は2店舗あり、うち1店舗の店長の立場で、系列店として10人余りの店長会議に出席を許されたのです。数字を含めた状況報告、取り組みについてのスピーチなどを、他の店長たちに混じって行い、売上の上げ方や会議の運営方法などを学びました。

27歳で実家の事業を承継しましたが、その後、業績が悪化し、3店舗で引き継いだ事業は3年で1店舗に縮小。33歳のときにSPC GLOBALブランドのルシード店を立ち上げたものの、その2年後にルシード店の店長が独立退社すると、売上が半分に落ちるという事態を経験しました。自身も現場で奮闘するしかなくなり、SPC GLOBALも休会せざるをえなくなりました。

36歳でSPC GLOBALに復帰。そこで先輩経営者から業務委託サロンが向いているのではと、勧められたのだそうです。

資金繰りが厳しいなかで、異業種で成功していた友人に出資を願い、M&Aで株式会社コスモポリタンの一事業部となったのが、3年前、41歳のときでした。

<取材協力>
株式会社コスモポリタン(群馬県高崎市)
https://cosmo-politan.jbplt.jp/

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