▶︎海野乃利至(うんののりゆき)さん談話 vol.02/03
海野乃利至さんは、M&Aによって美容室を株式会社コスモポリタン(群馬県高崎市)の一事業部にすることで、資金繰りと体制を強化。美容部門を率いる専務取締役として、ヘアサロンLeaをはじめとする業務委託サロン3店舗を経営しています。
スタッフの独立退社によって大打撃を経験した海野さんに、SPC GLOBALの先輩経営者は業務委託サロンが向いているのではとアドバイスをしてくれたそう。
海野さんは、M&Aで資金繰りが安定すると、業務委託サロンLeaにフランチャイズで参加し、ルシード店の経営形態を変更しました。
それまで社員だったスタッフを個人事業主として業務を委託することにしたのです。
売上が上がる環境は会社がつくりますが、基本的には固定給がなく、出来高によって歩合で支払い、労働条件は本人が自由に決めるという体制。出勤時間も退社時間も、暇なときには早めに退社もOKという自由度の高い体制は、子育てや介護などがあっても柔軟に働けるので、今の人々の意識や社会状況に合っています。
また、指名売上に対する歩合は高いので、接客技術、美容技術を高めて、指名される美容師になり、単価の高いサービスを提案して受け入れられる状況がつくれると、短時間で効率よく稼ぐことが可能になります。
会社はサロン利用のルールを設定・共有し、生涯顧客をつくることの重要性を契約スタッフに伝えていくこと、技術講習などの実施といった教育は必要で、集客を担うことにも変わりはありません。
また、フルタイム勤務を希望するスタイリストの中から店長を任命するのも社員体制の頃と変わりません。
海野さんは「美容師には店を愛する気持ちがあり、それは社員であっても、業務委託の立場になってもそれほど変わらない」と言います。
働く側も運営側もWinWinの関係を築くことができた業務委託サロンは順調で、ヘアサロンLea高崎店に続いて、ビューティフルライフ高崎、レーヴクラン高崎を開店。来年(2023年)1月には4店舗目を開店の予定です。
<取材協力>
株式会社コスモポリタン(群馬県高崎市)
https://cosmo-politan.jbplt.jp/
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