▶︎纐纈雅治(こうけつまさはる)さん談話 vol.01/03
岐阜県恵那市を中心に、VAN COUNCIL恵那店、DEW POINT恵那店、DEW POINT中津川店、DEW POINT羽島インター店、Cera-Male多治見店の5店舗を展開しているのが有限会社トマトの纐纈雅治さん。エリート商社マンから美容師となり、美容室経営者人生を歩んできました。
纐纈さんは、1949年、岐阜県中津川市生まれ。東京の私立大学を卒業後、商社に就職しました。エリート商社マンとして大きな仕事も任され、充実した日々を送っていましたが、30代の先輩たちが、いずれは会社を辞めて独立と話しているのを聞いて、いまに自分も同じことを考えるようになるのなら、早いうちに独立の準備をした方がよいと考えたそう。母親が美容師で、美容業を継いでほしいという要請もありました。
ならば、美容室経営者になろうと決断。商社を1年半で辞めて、東京の美容室に就職しなおし、夜間の専門学校に通いながら修業に入りました。徒弟制度の厳しい時代で、給料は3分の1以下になりましたが、やるからにはトップを目指そうと、美容専門学校も首席で卒業、数々の記録も打ち立てたそうです。
31歳で独立。ヴィダルサスーンの作品に出会い、その完成度に圧倒され、運営方法を習っての開業でした。親方の技を見て盗めという時代に、教え方が理にかなっていることにも惹かれました。ロンドンで勉強したいと思ったものの資金がなかったため、開業2年目から毎年1、2回、1週間または2週間の時間をとって渡英し、研鑽を摘みました。
妻と2人で始めたサロンは、ヴィダルサスーンのカットがうけて大繁盛。3年目には店の外まで行列のできる状態になり、4年目には店を新築移転しました。
店は繁盛していましたが、経営者を目指していたはずが、先生の道をひた走る状況で、支店を出しても従業員を増やすことができず、目標の経営者からは離れていくばかり。悶々としていた時に、「SPC GLOBALの拡大セミナーで勉強しませんか?」と1本の電話が入ったのでした。
46歳、SPC GLOBALの先輩に出会い、求めていたものだと、即時入会したことが転機となりました。
ヴィダルサスーンには、この時までに15年在籍し、美容系の知り合いも増え、美容雑誌の仕事などもしていましたが、経営の勉強となると別でした。
<取材協力>
有限会社トマト(岐阜県恵那市)
https://beauty-tomato.com/
#美容サロン経営 #サロン経営 #サロンオーナー #美容サロン #ヘアサロン #ヘアサロンオープン #美容室 #美容室内装 #美容室求人 #美容室開業 #経営者 #新規開店 #美容師さんと繋がりたい #バーバーサロン