▶︎弓弦 亙さん談話 vol.02/03

弓弦亙さん(56歳)は、茨城県古河市で「ヘアメイクAO」4店舗を展開する経営者です。理美容経営者団体SPC GLOBALを牽引するトップリーダーの一人で、求人にも、社員の定着にも成功して、わずか5年で一時は1店舗に縮小したサロンを4店舗にしています。

SPC GLOBALで学んだ組織づくりの哲学に基づいて、安定して働ける職場づくりを進めた結果、2020年に新型コロナ感染症が蔓延した時も、社員確保につなげることができました。

東京では求人が止まり、往来も控えざるをえなくなり、地元で職を探す美容師が増えた時に、条件の良い職場だったためです。新卒入社の予定がたち、計画していた3店舗目(20坪)を無事にオープンしました。

お客様には3店舗にして密を避けると伝えて、2020年8月にオープン。固定費が増しても、翌春には新メンバーを迎えるので、見通しが立つという状況を作り出しました。

「ヘアメイクAO」は地域密着の店として、半径2km圏内に店舗を展開してブランドを確立する方針です。
3店舗目の出店は、コロナ禍でチラシも、ネット上の広告も出しにくい状況だったので、地元の子どもとのコラボを企画。画材一式を提供し、店の外壁2m✕3mに、美術部に属する中学生たちに絵を描いてもらうことにしたのです。

お披露目の式典では、校長先生、店舗の貸主であるショッピングセンターの施設長が挨拶し、子どもたち、保護者、先生方も集まって、写真や動画がSNSに拡散されたほか、地元の新聞3社とケーブルTVの取材が入り、宣伝効果は絶大。社会貢献も果たしながら、店の営業も3か月で軌道に乗せることができました。

求人もしていますが、紹介による入社も多い状況です。
給料UPの道筋が見える、18時退社を会社として呼びかけているので、早く帰れて休みも多いなど、中途採用した社員ほど、恵まれていると感じ、その子に続いて後輩スタイリストが入社するケースも増えています。

社員の紹介でも、採用して1年勤続すると紹介者である社員に紹介料を支払っています。
美容専門学校のガイダンスには行っていませんが、去年は新卒5人、今年は3人が入社。学校から「求人票を出してほしい」と要請がある状況です。

<取材協力>
ヘアメイクAO(株式会社AO・有限会社ティンク/茨城県古河市)
https://www.ao-smile.com/

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