美容室経営のかたわら、着物をリメイクして販売！
地元の高校生とコラボして学生のデザイン力を活かすなど、地域と密着しながら世界進出を計画・実行しているのは鳥取県鳥取市の有限会社ハピュアの浜本誠也代表。
浜本さんは美容室経営者２代目。もとをたどれば、祖母が髪結とブライダル衣装のレンタル・着付けをしていました。
美容室は両親の代からで、大阪・東京で修行した浜本さんは26歳で帰郷すると、翌年にHair space Sugar琴浦店を、さらに５年後にHair space Sugar吉成店をオープン。
その後、商業スペースのエステサロンを引き継ぎ、現在ではレディースとメンズの脱毛エステ・ネイルサロンも経営しています。
先々代からの伝統で、七五三、成人式、ブライダル用の衣装レンタルや着付け・ヘアメイクも行っています。
着物リメイクを思いついたのは、傷んでレンタルに使えなくなった衣装の整理整頓のため。
着物としては使えなくても、日本の美しい伝統織物は、むしろ海外で売れるのではと考えました。
実際、2020年2月に渡米した際には、販売店3店舗を確保したほか、各地のジャパン・イベントへの出展にも声がかかっていました。
『鬼滅の刃』の世界的なブレイクなど、日本のアニメファンのムーブメントが追い風となっているのを肌で感じていました。
＜取材協力＞
有限会社ハピュア：Hair space Suger／着物リメイク和縁（鳥取県鳥取市）
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