石橋昌子さんは、京都市伏見区で美容サロン「PLUS(プルス)本店」「PLUS六地蔵店」「LUCIDE STYLE PLUS」を精力的に展開しています。夫の両親が営んできた理容室を基盤に、株式会社PLUSを設立。夫を代表にたて、昌子さんが事業展開を担っています。

結婚9年目の2012年に1店舗目の美容室をオープン。2012年に2店舗目をオープンと、昌子さんは事業を拡大していきました。

2014年には、愛知県で美容業、美容師養成所等を経営する兄の影響で、理美容経営者のための勉強会SPC GLOBALにも、地元関西・京都支部に参加しました。

そして2019年に3店舗目をオープン。
SPC GLOBALによるマンダムとの提携事業「ルシードスタイル」に加盟してオープンしたサロンです。ルシードスタイルは、フロアをメンズとレディースに分けて、それぞれに高品質のサービスを提供するスタイルの理美容店。店舗デザインやスタッフ教育など、ルシードスタイルを踏襲します。

さらに、事業拡大していくには、経営者が現場を抜けて事業に専念する必要があると兄から指導を受けて、昌子さんはサロンに立つ日を徐々に減らし、去年、現場を抜けたとのこと。

一方、事業拡大にはあまり興味がない夫は、今も本店でスタイリストとして活躍しています。

昌子さんの当面の目標は、現在約25人のスタッフ数を50人に増やすこと。スタッフは全員が女性なので、結婚・出産後もずっと働ける、働きやすい職場にすることです。
ルシードスタイル店が90坪と大型で、稼働率を高めるためには、まだまだスタッフが必要なのと、時短勤務などにも対応できるように体制を整えるためとのこと。

新卒採用には、大規模美容企業に混じって就職フェアに参加したり、専門学校や高校をまわったりした結果、ここ4-5年は毎年、高卒の新入社員を一定数確保できているそうです。

「美容師は女性がずっと活躍できるいい仕事だと思う」と昌子さん。
自身もお客様と関わる現場が好き、と言いながら、新たな目標に向かうために現場を引き、奮闘を続けています。

<取材協力>
株式会社PLUS(京都市伏見区)
http://hairsalon-plus.com/

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