松島貴規さんは、大阪市寝屋川市に拠点を置く美容室Dukaグループからスタートし、保育事業、人材派遣事業、中国輸入、メーカー事業と幅広く事業を展開しています。2017年には『決めるがすべて』を出版、業種を超えた社長塾も7年目に入ります。

松島さんが美容室経営から始めて、保育事業、人材派遣事業へと事業を広げてきたのは、スタッフの労働環境を整えるためでした。
美容師は、30-35歳のベテラン層の確保が特に必要だと感じているそうです。顧客の平均年齢が50歳となっている今、顧客目線で考えれば、若い子のサービスでは満足できない人が増えていると言います。出産・育児などで一度、現場を離れたママさん美容師の需要は大きいとして、10年前からパート雇用はしていましたが、より多くを雇用したいと考え理美容しの人材派遣から始めたそうです。

美容室の多店舗展開を始めて10年目には、目標としていた社員100人を達成。美容師30人、本部スタッフ5人、保育園スタッフ20人、派遣社員で100人を超える体制となっています。パート契約でも社会保険・雇用保険には加入しているとのこと。一時は著書『決めるがすべて』のゴーストライターとも契約し、傘下で学校案内の制作等も請負っていました。

『決めるがすべて』は、「経営者・リーダーが夢を掴むためのワーク30」を副題として2017年に出版。これに前後して始まった「社長塾」は7年目になります。
参加者は弁護士、税理士、飲食業、運送業、IT企業の経営者と幅広いそう。「事業の課題は、業種に関わりなく集客と求人」と、松島さん。
1回2時間半の社長塾を当初は毎月開催し、1時間半ほどのセミナーで始まる形式でしたが、現在では隔月で参加メンバーが各自の取り組みと成果を発表し、松島さんは最後にコメントする形式に変わってきているそうです。

さらに去年、メーカー事業にも着手。貼る美容液「貼るプロジェクト ハロー!ハロー!D-pita」、ダイエットを目的とした貼るサプリに続いて、年内にさらに2種を発売予定です。こちらはBtoBが順調に回り始めたので、BtoCへと販路を拡大することが課題。さらなる多角的な事業展開を進めています。

<取材協力>
Dukaグループ(大阪府寝屋川市)
https://www.duka-group.jp/

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