▶︎七村泰雄さん談話 vol.01/03
大阪府交野市で、美容サロン2店舗、マツエクサロン1店舗のTWINS GROUPを経営しているのが七村泰雄さん。SPC GLOBALに入会したことで、一度は行き詰まった経営をV字回復させて、年々売上を伸ばし続けています。
七村さんは、両親が理髪店を経営していたことから、中学卒業後、「これからの時代は美容に可能性がある」という両親の勧めで美容専門学校に進みました。修業は、1店舗目で10年を過ごし、店舗の拡大や店長を経験しました。その後、経営の勉強をする必要があると感じて、SPC GLOBALメンバーが経営するサロンで3年の経験を積みました。
1999年、4席のサロンを大阪府交野市に構え、七村さん夫婦と、弟、妻の姉の4人のスタイリストでスタート。最初の3年は順調に売上を伸ばしましたが、その後は徐々に下降、10年目には極めて厳しい状況に陥っていました。
2010年、弟は母一人となっていた実家を継ぐとして退社、義姉も体を壊してしばらく休養することになり、店には七村さん夫婦２人が残りました。弟や義姉に苦しい状況を相談したことはなかったそうですが、感じるものはあっただろうと、七村さんは言います。
売上が徐々に下降していく中で、給与支払いのために銀行から借り入れをしたり、家賃や材料費は満額を支払うことができず、一部を入金してしのぐといった状況に陥っていたところに、人手も足りなくなって、店はいよいよジリ貧に。材料費や家賃などの滞納と自宅の住宅ローンなど、合わせて4000万円超の借金を抱え、材料卸からは「これ以上、材料だけを渡せない」と言われるところまで落ち込みました。
店を閉めて再就職をしたところで、借金は返せないのも見えていたという七村さんの心境は、まさに、生きるか死ぬかを考えている状況だったそうです。
そんな七村さんに、経営を学んだサロンのオーナーから「SPC GLOBALに入会してみろ」と声がかかり、入会を決意しました。SPC GLOBALには、様々な体験をしてきた先輩経営者が何人もいて、現状を脱却するために何をしたらいいのか、具体的なアドバイスと檄を飛ばされました。
そのアドバイスを実行することで、七村さんは見事なV字回復を成し遂げたのです。
＜取材協力＞
TWINS GROUP（大阪府交野市）
https://twins-group.net/
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