▶︎七村泰雄さん談話 vol.02/03

七村泰雄さんは、大阪府交野市で独立し、美容サロン2店舗、マツエクサロン1店舗のTWINS GROUPを経営しています。成長のきっかけになったのがSPC GLOBALとの出会いでした。

独立当初は売上を伸ばしたものの4年目から下降し続けて経営に行き詰まった七村さんを、最終修業先だったサロンのオーナーが「SPC GLOBALに入会してみろ」と誘ってくれたことで、その後は順調に業績を回復。年々、売上増となり、さらに伸び続けています。

初めにするべきとアドバイスされたのが「人を入れること」でした。
売上がなく、給料も払えない、マイナスの状況にいるにもかかわらず、「人」と言われて、抵抗はあったそう。この上、借金をして返せなかったらどうしようという不安、借金がふくらんでいく苦しさは既に嫌というほど経験していたのですから、当然の感情です。

しかし、先輩経営者たちは、迷うことなく、
「借金はなんとかなる。人を集めることが重要。お金は借りればいい」
「経営は、人・物・金の順番で考えろ。金を考えることから始めてはいけない。スタッフ、店舗・設備、金は後からついてくる。順番が大切だ」と。
そして、毎週のように「実行しているか」と檄を飛ばされたそうです。

それと同時に、
「死ぬこと以外、かすり傷」「生きてるだけで儲けもの」、
「思いっきり借金して死ぬのと、借金をきれいにするだけで死ぬのと、どっちがいい」など、
覚悟を決めることばも贈られました。

「あれだけ言われて、よく辞めなかったな」と、当時を知る人には言われるそうですが、直面している現実の方がはるかにきつかったので、厳しいと感じることはなかったと、七村さんは言います。

失敗の原因として指摘できるのは、家族経営の難しさ。
振り返ってみれば、身内同士では甘えがでやすく、モチベーションを保つことが難しいと実感しているそう。4人全員がスタイリストで、最初は緊張感もあり、熱心にチラシ配りなどもしていたのが、4年目に入ると緊張感が緩み、チラシ配りもしなくなりと衰退が始まっていたのです。

そして、2011年4月にスタイリスト1名、パート1名を採用すると、聞かされていたとおり、売上が伸び始めました。

<取材協力>
TWINS GROUP(大阪府交野市)
https://twins-group.net/

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