▶︎七村泰雄さん談話 vol.03/03
七村泰雄さんは、大阪府交野市でTWINS GROUPを経営。SPC GLOBALへの入会で、一度は行き詰まったサロン経営をV字回復させて、2店舗目の出店、マツエクサロンの開業と、年々売上を伸ばし続けています。
SPC GLOBALに入会した2011年、先輩経営者たちのアドバイスに従って、スタイリスト1名、パート1名、アシスタント1名を採用。売上が伸び始めると、翌年もアシスタントを採用しました。この時のアシスタントは3年でスタイリストデビューして活躍しています。
2店舗目のオープンが2018年、マツエクサロンは、その2階に昨年（2011年）8月オープン。
スタッフも6席の本店に女性6人、3席の支店に男性2人、女性1人、マツエクサロンにアイリストとアシスタントの女性2人の11人体制となっています。
経営理念「美を通じてお客様・従業員・サロンの豊かな生活づくりに貢献する」を打ち立て、基本方針も明文化して、スタッフにもお客様にも、経営の姿勢を明確に見せているほか、スタッフとともにSPC GLOBALが開催するコンテストにも参加。関西大会、全国大会で活躍することでモチベーションを上げています。
また、経営の状態は常時レーダーチャートで可視化しているとのこと。
動員数・新規動員・店販・技術売上・客単価・特殊比率・メニュー追加のアプローチ・スタッフ一人当たりの売上、それぞれに目標数値を当て、達成の状況を月の10日・20日・月末で記録、スタッフに共有しているのです。
七村さんは、SPC GLOBALで得た経営ノウハウを一つひとつ確実に実行することで売上を伸ばしています。2021年の1月からは現場に立つのを日曜日だけにしたのも、その方がスタッフが育ち、売上は上がるという教えに従いました。
スタッフは、ハローワークを活用する独自のノウハウで、中途採用を中心に確保できているとのこと。そのノウハウを伝えるセミナーも行っています。
スタッフ採用から10年が過ぎて、独立を考えるスタッフなども出てくる時期。現在はスタッフの働き方改革にも取り組み、スタッフが働き続けたいと思えるサロンづくりを進めています。
今後、店はスタッフの成長に合わせて3店舗まで増やす構想で、人口の少ない交野市を出て近隣の枚方市または寝屋川市でと考えているそう。さらにその後の承継については、SPC GLOBALで様々な仕組みを学びながら検討を始めています。
＜取材協力＞
TWINS GROUP（大阪府交野市）
https://twins-group.net/
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