▶︎松井理砂さん談話 vol.03/03

1999年に横浜初のまつげカール専門サロンをオープンし、日本全国だけでなく中国にも出店した松井理砂さん。新型コロナ感染症は大きな打撃となったそうですが、経営者の視点はお客様の需要を見据え、次のビジネスに取り組みはじめています。

10店舗にまで広げたサロン事業は、その後、直営3店舗、神戸のサロンと中国の美容室の系列店2店舗のみを残して、それ以外の店舗は閉めました。
技術加盟店も25店舗ありましたが、3店舗に絞ったとのこと。直営店のスタッフが15名ほど、系列店まで含めると25名ほどの規模にしました。
しかし、松井さんは「縮小に躊躇はなかった」と言います。

妹に運営を任せているサロン事業は、全体の中の一つとして捉え、化粧品開発・販売、お客様のニーズに応える新規ビジネスへと視点を広げているためです。

オリジナル化粧品は中国、アメリカ、ドバイ、香港の美容系展示会に出展、販路を広げる取り組みをスタートしているとのこと。日本国内だけをターゲットにしていは先がないと考えています。

サロンに集まるお客様の声に耳を傾けて、ニーズを捉え、ビジネスチャンスを形にしていくことが、現在の松井さんの仕事。サロンでもフェイシャルや痩身とメニューを広げていますが、松井さんが手掛けているのは、物販や新規ビジネスです。
新型コロナ感染症の蔓延では打撃を受けましたが、Amazonで消毒系の商品を販売するなどしてサロンの落ち込みを補ったそう。

現在は、お客様のニーズをヒントに新規ビジネスの準備も進めています。
テストマーケットの段階ですが、うまく回せる目処がたてば、全国で1000店舗規模の展開をしたいとのこと。

SPC GLOBALには店舗を縮小したあとに、友人の誘いで入会し、理美容経営者の団体に、エステ系の部門を立ち上げたのも松井さん。
「エステサロンのオーナーは居場所がないから辞めようと思っていたけれど、新しいことに取り組むのが好きでつい全力投球してしまう」とのこと。
人との出会いでここまで事業展開してきたので、人との縁は大切にしていると言います。

スタッフの将来ために、大浴場やBBQ場付きの分譲マンションを建てるという夢も、きっと形にしていくだろうと思わせてくれる経営者です。

<取材協力>
株式会社アールエムコーポレーション(神奈川県横浜市)
http://www.rmcorporation.jp/

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