▶︎友廣真弓さん談話 vol.01/03

広島県広島市で、eim横川店、eim舟入店、03eimの3店舗を経営している有限会社エイムの代表取締役社長が友廣真弓さん。個人事業主として独立してから25年になります。理美容師団体SPC GLOBALに参加し、先輩経営者の助言を実行することで、結果的に事業が拡大してきたと話します。

山口県防府市出身の友廣さんが美容師を目指したのは小学校5年生のときでした。「将来は美容師になりたい」という作文が残っているそうです。中学卒業後すぐに美容師の勉強を始めたいと思っていましたが、「高校だけは卒業してほしい」という親の意向で、高校卒業後に専門学校へ。
当時は専門学校1年、インターン1年で美容師資格を取得が一般的で、20歳で美容師となりました。

美容師免許取得後は、離婚して広島に住んでいた母親を頼って移住。
公共職業安定所で仕事を探し、大型サロンに就職すると、15年間、充実して勤めていました。

結婚を機に退職、人生で初めて美容から離れ、専業主婦になってみたときに「やっぱり仕事がしたい!」と思うに至り、独立開業の道を選びました。「結婚退職していなかったら、最初に勤めた大型サロンで満足して働き続けていたかも」と友廣さん。一度、美容を離れたことが、経営者人生へと舵を切るターニングポイントになりました。

1997年4月に、2人のスタッフを雇い、10坪の店をオープン。
駅前でしたが、ビルの2階の店舗だったために集客に苦戦したそう。自分たちでチラシを作り、手配りするなどして、軌道にのせていきました。

3年ほど経って、若いスタッフの育成に悩んでいたときに、SPC GLOBALに誘われて入会し、経営の勉強を始めました。
そこで言われ続けたのが「人を入れること」でした。

言われるままにスタッフを8人まで増やしたために10坪の店が狭くなった頃、駅前にショッピングモールがオープン。スタッフの働く場所が必要だと感じていた友廣さんは、モール内の28坪の店舗スペースに拡大移転を決めました。2002年の12月でした。
この決断にはSPC GLOBAL広島本部のメンバーにも反対されたそう。家賃がそれまでの倍以上の50万円を超えるチャレンジだったためです。

その後も「人を入れることが最優先」という先輩経営者のアドバイスに従って人材育成を続け、スタッフは16人にまで拡大していきました。
家賃50万円超の負担も、駅前であること、ホットペッパーなどの広告手段ができたこともあって、「やってこれた」と友廣さんは言います。

<取材協力>
有限会社エイム(広島県広島市)
https://www.eim-hairmake.com/

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