▶︎友廣真弓さん談話 vol.02/03

友廣真弓さんは、広島県広島市で、eim横川店、eim舟入店、03eimの3店舗を展開している有限会社エイムの代表。独立3年目に、理美容師団体SPC GLOBALと出会い、「人が財産」という先輩経営者の助言に従ってきたことで、スタッフに押されるようにして事業を拡大してきました。

駅前ショッピングモールの28坪の店にスタッフが16名となった2006年5月に2店舗目をオープン。
ショッピングモールと同系列のスーパー2階に40坪で家賃は半分という好条件でした。セット面8席、シャンプー台4席と営業規模は本店と同じ、ゆとりのある店舗です。

さらにコロナ禍にさらされ続けた一昨年、本店から徒歩1-2分の駅裏にこぢんまりとした3店舗目をオープンしました。本店に11人のスタッフは密を避けるためには多いと考えたからです。

本店の店長兼マネージャーは男性、2店舗目の店長も男性。50代のスタッフもいて、お客様は90代からファミリー層まで幅広い世代に広がっています。
一方、3店舗目は若い女性スタッフに店舗の内装から任せた、かわいらしい店で、お客様も若い女性を中心に、若い男性客もついて順調にスタートしました。
現在は、女性スタイリスト3名に、アシスタント1名の体制です。

「店の内装から任せたことで、若いセンスの店に仕上がり、スタッフのやりがいにも繋がった」と友廣さん。さらに今年9月に3日間かけて行った本店の10年ぶりのリニューアルも若い女性スタッフに任せました。

このリニューアル工事は、4年ぶりの沖縄社員旅行を利用して行ったそう。
床は明るく、シャンプー台周りは照明を落として、センスよく仕上がり、お客様にも好評です。

3店舗目をオープンしたことで、コロナによって停滞していた売上が伸び、年商1億円を超えるところまで成長しました。今後も、スタッフが増えれば、小規模店舗を増やして、スタッフに任せていくことを考えています。

事業拡大の秘訣は、先輩経営者のアドバイスどおり「人を増やすこと」にあったと、友廣さんは振り返ります。
ただし、スタッフが増えるためは、定着することが前提。そのためにはスタッフの一人ひとりが夢をもてるサロンにしていく必要があると、働き方改革や顧客単価の引き上げ、承継を視野に入れた施策も打ち続けています。

<取材協力>
有限会社エイム(広島県広島市)
https://www.eim-hairmake.com/

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